酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜると危険だと聞いたことがありますか?
おそらくこの記事をご覧のあなたなら、
酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜるのは危険だと知っていると思います。
でも、なぜ酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜると危険なのか
謎だから、この記事をご覧になっていることと思います。
そこでこの記事では酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜると
どうなるのか?詳しく解説します。
酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜると・・・

酸性洗剤とアルカリ性洗剤が混ざると
塩素ガスが発生します。
具体的には酸性洗剤とアルカリ性洗剤が混ざると、
次亜塩素酸ナトリウムになり、塩素ガスが発生します。
酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜると発生する塩素ガスの毒性は?

まず塩素ガスは劇薬です。
第一次世界大戦で塩素ガスを毒ガスとして使用していたそうです。
戦争ですから、相手をやっつけるために
塩素ガスはその当時で最高レベルの危険なガスだったのは想像に難くありません。
塩素ガスは軽いものなら咳き込んだり、目が痛くなったり
鼻が痛くなったりする程度ですみます。
でも、高濃度の塩素ガスなら呼吸困難を起こして死亡してしまいます。
塩素ガスは本当に恐ろしいガスなんです。
だから絶対に酸素洗剤とアルカリ性洗剤は混ぜないでくださいね。
アルカリ性洗剤と酸素洗剤以外のある物を混ぜると・・・

アルカリ性洗剤に対して酸性の物質を混ぜても
塩素ガスが発生する可能性があります。
酸性の物質としては食酢、レモン、アルコールが考えられます。
たとえばレモンの絞り汁にアルカリ性洗剤が混ざってしまうと
塩素ガスが発生する可能性があります。
なので、アルカリ性洗剤を使うときには
食べ物を近くに置かない方が無難でしょう。