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危険物取扱者

第一類危険物とは?どんな特徴があるの?

第一類危険物とは

消防法で規定されている危険物は第一類から第六類まで6種類存在しているんでしたね。
危険物の類ごとの性質をわかりやすく解説

今回の記事では第一類危険物とはどんな危険物なのか解説した後、
第一類危険物の特徴について詳しく解説していきたいと思います。

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第一類危険物とは?

第一類危険物とは
まず第一類危険物は酸化性固体が該当します。

そして第一類危険物の酸化性固体とはどんな物品なのでしょう?

以下、消防法のホームページから引用
引用元:消防法のホームページ
(1)酸化性固体とは、固体(液体(1気圧において、温度20度で液状であるもの又は温度20度を超え40度以下の間において液状となるものをいう。以下同じ。)又は気体(1気圧において、温度20度で気体状であるものをいう。)以外のものをいう。以下同じ。)であつて、酸化力の潜在的な危険性を判断するための政令で定める試験において政令で定める性状を示すもの又は衝撃に対する敏感性を判断するための政令で定める試験において政令で定める性状を示すものであることをいう。

以上引用終了

具体的に第1類危険物は自らは燃えないけど、
酸素を放出して他の物質を燃えやすくする酸化性固体のうち、
消防法で規定されているものをいいます。

つまり、いくら酸化性固体であっても消防法の第一類危険物として
記載されていないものは第一類危険物ではありません。

第一類危険物に該当するものとして

・塩素酸塩類(塩素酸カリウムなど)
・過塩素酸塩類(過塩素酸カリウムなど)
・ヨウ素酸塩類(ヨウ素酸ナトリウムなど)
・無機過酸化物(過酸化カリウムなど)
・臭素酸塩類(臭素酸カリウムなど)
・亜塩素酸塩類(亜塩素酸カリウムなど)
・硝酸塩類(硝酸ナトリウムなど)

などがあります。

たとえば塩素酸塩類は花火の原料になってたりしますし
過塩素酸塩類はロケットの燃料になっていたりします。

宇宙って空気がないからどうやってロケットを飛ばすか?という議論が噴出するわけです。
そこで酸素を出すために酸化性の固体が登場するわけですね。

さらに詳しくはこちらをご覧ください。
消防庁ホームページ

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第一類危険物の特徴は?

第一類危険物

先ほども解説しましたが、第一類危険物は酸化性の固体です。
危険物の類ごとの性質をわかりやすく解説

そして第1類は自分自身は燃えません。
でも、他の物質を良く燃焼させます。

それから、酸化性=他の物質を酸化させる酸素を含んでいるという意味です。
ではどんな時に第1類に該当する酸化性の固体は酸素を放出するのでしょう?

・加熱
・衝撃
・摩擦

などが原因で酸素を放出することがあります。

そして酸素は燃焼を強くする作用があるので、
他の可燃物が近くにあると、火事になってしまう危険性があります。

ですから、可燃物と第1類危険物を一緒に保管しないことが重要です。

あと、第1類危険物は加熱、衝撃、摩擦で酸素を放出するわけですから
普段は衝撃、摩擦、加熱を避けましょう。
火事や爆発を起こさないために大切です。

以上で解説を終わります。

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