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化学

鉛蓄電池の特徴と用途についてわかりやすく解説

鉛蓄電池 特徴 用途

今回の記事では鉛蓄電池の特徴と用途についてわかりやすく解説します。

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鉛蓄電池の特徴と用途

これから鉛蓄電池の解説をしていきます。
ですが、もし理解しにくい場合、
以下の記事を先にご覧ください。
電池に対する考え方について解説しています。

たとえば正極(+)とか負極(+)とかイオン化傾向とか
そういった前提知識は上記記事で詳しく解説していますので
よろしくお願いします。

鉛蓄電池は

・正極(+)に$PbO_2 $(酸化鉛)
・負極(ー)にPb(鉛板)

が使われています。
放電すると共に$PbSO_4 $(硫酸鉛)に変化してしまうという特徴があります。

では鉛蓄電池ってどんなところで利用されているのでしょう?
鉛蓄電池の用途は車のバッテリーです。

鉛蓄電池の起電力は約2Vです。
車のバッテリーは12V。
ですから、鉛蓄電池が6個直列につながっているということです。

で、鉛蓄電池の最大の特徴は『充電ができる』ということです。

車のバッテリーの充電ができなかったら困りますよね。
車のエンジンで発電をして
そして常にバッテリーに電気を供給しているわけです。
こういうのを二次電池といいます。
鉛蓄電池は代表的な二次電池です。

逆に乾電池みたいに一回使ったら終わりみたいなのを一次電池といいます。

一次電池と二次電池の違い

一次電池・・・一回使ったら終わり(乾電池)
二次電池・・・充電ができ何度も使える(鉛蓄電池)

です。

なので鉛蓄電池は充電して元に戻すことができるということです。
それから鉛蓄電池の電解液は希硫酸です。

実際にあなたが車を運転するときに
鉛蓄電池の電解液が希硫酸だという知識があだになることがあります。

バッテリー液が減ってきた場合には
水を入れればよいです。
硫酸というのは不揮発性です。
蒸発しないってことです。
だからバッテリー液が減ってきたということは水だけが蒸発しています。
だから水だけをいれればよいのです。
希硫酸をどんどん入れると硫酸は蒸発しないから
最後は濃硫酸になってしまいます。
そうなるとバッテリーが溶けてしまいます。
だからバッテリー液が減ってきたら水を補充すればよいです。

今回の記事は鉛蓄電池の特徴と用途について解説しました。
鉛蓄電池の特徴は充電ができるということ。
鉛蓄電池の用途は車のバッテリーです。
以上で解説を終わります。

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