今回の記事では合成樹脂の具体例を3つご紹介します。
合成樹脂の具体例
フェノール樹脂というのは、フェノールとホルムアルデヒドを
付加縮合という反応でつなげたものです。
付加縮合ですが、何かがとれてつながるという点で縮合重合の仲間でもあります。
⇒縮合重合によるPETは犬猫のペットではない!詳しく解説
⇒縮合重合とは?例を挙げながらわかりやすく解説
で、フェノール樹脂はベークライト(商品名です)が有名です。
用途は電気絶縁材料です。
ICチップの基盤なんかに使われています。

あと、やかんのとってもフェノール樹脂でできています。
2つ目の例が尿素とホルムアルデヒドでつながれてできた尿素樹脂があります。
尿素樹脂はユリア樹脂とも呼ばれています。
ユリア樹脂(尿素樹脂)は接着剤として利用されたりします。
もっと身近なものとしては服のボタンがあります。
洋服のボタンに尿素樹脂が使われています。
ユリア樹脂!?ユリアってなんなんだぁー!!!! pic.twitter.com/3KpfMVmgJ8
— はぶち (@nandemogotharey) May 24, 2019
尿素樹脂は別名、ユリア樹脂なのですが、
服のラベルにもし、ユリア樹脂と書いてあったら、
それはボタンに使われている樹脂です。
で、通常、ラベルに服のボタンの材料として何が使われているか、
記載するときに、『尿素樹脂』という用語は使いません。
ユリア樹脂という言葉を使います。
なぜなら、『尿素』の『尿』というイメージが悪いからです。
そんなこともあって、尿素を英語でユリアだから
『ユリア樹脂』と商品には記載されることが多いです。
尿素とユリアだったら、圧倒的にユリアの方がきれいな
印象を持つ方が多いでしょう。
仕方のないことなのかもしれませんね。
イメージアップ戦略の一種といえるでしょう。
合成樹脂、3つ目の例はメラミン樹脂があります。
メラミンとホルムアルデヒドでできる樹脂です。
具体例はプラスチック製の箸などの食器です。
以上、合成樹脂の具体例3つをご紹介しました。
・フェノール樹脂
・尿素樹脂(ユリア樹脂)
・メラミン樹脂
でした。
上記例は3つともホルムアルデヒドでつないでできる点で共通です。
この3つとも熱硬化性を持つので、熱硬化性樹脂の仲間でもあります。
フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂は加熱すると硬くなる性質を持っている
熱硬化性樹脂として有名です。
以上で合成樹脂の具体例3つに関する記事の解説を終わります。