LINEやメールをしながら、あるいは
テレビを見ながら料理をしていると
鍋やヤカンを焦がしてしまうことがあります。
もし旦那さんが細かい人だったら、
「何、鍋の底を焦がしているんだよ。なんとかして焦げを落とせよ!」
とあなたに言ってくるかもしれません。
これに対してあなたが「別に鍋の底が焦げたって何の問題もないでしょ!」
と言い返してしまうと、旦那さんが怒ってしまい、仕事から帰ってくる時間が
少しずつ遅くなってくるかもしれません。
たかだか鍋やヤカンの焦げのために
夫婦関係が悪くならないためにも
どうにかして焦げを落としましょう。
たとえば、当ブログはオキシクリーンを中心に扱っています。
なので、この記事ではオキシクリーンで鍋などの焦げ落としが可能か?
解説していきたいと思います。
なぜ焦げるの?焦げ落としについて考える前に
焦げの落とし方について解説する前に
どうして焦げるのか理解しておきましょう。
まず『焦げ』とは、食べ物などに存在する有機物がコンロなどの火に当たることで水分が飛んでしまって、炭の状態になってしまったものをいいます。
で、有機物とは
以下weblio辞書より引用
引用元URL:https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%89%E6%A9%9F%E7%89%A9有機物とは、炭素を含む化合物の中で、
炭素と酸素からなるもの(一酸化炭素や二酸化炭素以外)をいいます。
有機物には、生物体内で作られる炭水化物、脂肪、蛋白質等のほか、
無数の人工的に合成された有機化合物があります。通常、有機汚濁という場合は、生物によって代謝分解されやすく、
特に毒性のない化合物を対象とし、
有機リン系農薬や有機塩素系化合物などのように
それ自身の毒性が問題となるものは別に取り扱います。以上引用終了
上記解説から有機物は
料理でいったら水以外のものがだいたい当てはまります。
たとえばお肉とかお米とか、野菜とかそういったものが
鍋についてしまい、そのままコンロで加熱することで焦げができてしまうわけですね。
逆に焦げがつくのを避けるなら具材を入れる前に
鍋やフライパンに油を敷きましょう。
油が鍋と具材の間で膜のような役割をしてくれるんです。
その結果、焦げがつきにくくなります。
こんな焦げ落としの方法はNG
鍋やフライパンについた焦げの原因は先ほど解説しましたように
肉などの有機物が炭になってしまったためでした。
別の言い方をすると焦げとは化学変化です。
強引にくっついて焦げができたわけではありません。
なので、強引にゴシゴシ焦げを剥がそうとしても意味がありません。
かえって、鍋やフライパンの金属が傷ついてしまいます。
その結果、傷ついた部分に具材が入り込みやすくなり、
加熱するたびに焦げができやすくなるんです。
しかも傷に入ってできた焦げは、さらに落としにくくなります。
だから焦げ落としの方法として
強引に剥がす方法はおすすめできません。
オキシクリーンで焦げ落としは可能?
強引に焦げを剥がす方法が使えないとしたら
どうすればよいのでしょう?
そこでオキシクリーンの登場です。
45℃くらいのお湯にオキシクリーンを付属のカップ1杯くらい入れて
かき混ぜましょう。
アメリカ製のオキシクリーンならブクブクと泡立ちます。
オキシクリーンには日本製とアメリカ製があって、
若干成分が違うんです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒オキシクリーンと成分と同じものまとめ
話は戻ってブクブク泡立ったら、
そこに焦げ付いたなべやフライパンを入れましょう。
完全に浸かるまで入れてください。
そのまま3時間くらい放置しましょう。
その後、水洗いして、キレイにオキシクリーンの成分を落としてください。
次に食器用洗剤などでキレイに洗えば、
たいていの焦げは落とすことができます。
ただ、注意点があります。
オキシクリーンが使える金属はステンレスだけです。
ステンレス以外の金属にオキシクリーンを使ってしまうと
かえって、痛んでしまったり塗装がはげたりすることがあります。
なので、オキシクリーンで焦げ落としができるのはステンレスだけだと思ってください。
ステンレス製以外の焦げ落としなら・・・
ではステンレス以外の製品の焦げ落としはどうすればよいのでしょう?
重曹がおすすめです。
焦げがついている金属の中に重曹を水の中に入れて火をかけてください。
⇒パックス 重曹F 2kg【イチオシ】
量としては重曹大さじ3倍に対して水500mLの割合です。
で、30分くらい煮込んだら
その後、火を止めて30分くらい放置します。
あとは中の重曹入りのお湯を捨ててから水をかけつつスポンジで
洗い落としてください。
続いてオキシクリーンでサビ落としができるのか、解説します。
こちらも参考に!
⇒オキシクリーンでサビ落としは可能?