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化学

熱化学方程式における燃焼熱とは?求め方についてもわかりやすく解説

熱化学方程式 燃焼熱

今回の記事では熱化学方程式における燃焼熱とは何かとか
燃焼熱の求め方などについてわかりやすく解説していきたいと思います。

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燃焼熱の求め方(熱化学方程式の問題を使って)

燃焼熱

以下の問題を解きながら燃焼熱の理解を深めていきましょう。

問題

次のものは生成熱(KJ/mol)とします。
二酸化炭素(CO2)が394
水(H2O)が286
メタン(CH4)が75

以上を前提に
メタン(CH4)が75の燃焼熱を求めてみましょう。

では問題を解きながら燃焼熱の理解を深めていきましょう。

まず問題文からCH4C(炭素)を完全燃焼させますね。

「どうして完全燃焼?」って思った方もいるかもしれませんね。
燃焼熱とは物質が『完全燃焼』したときの熱のことです。

だからCH4(メタン)の燃焼熱を求めるということは
CH4(メタン)を完全燃焼させるという意味に変換することができます。

これって「三角形の面積を求めよ」って言われたら
「三角形の面積=底辺×高さ÷2」という公式から
底辺や高さがどこに該当するのか探すのと似ていませんか?

三角形の面積を底辺や高さという言葉に変換していますよね。
もし三角形の面積の公式を知らないなら、
「三角形の面積っていくら?」みたいないかにも公式を知らない人の発言になってしまうことでしょう。

こんな感じで『燃焼熱』とは何か?定義を知っておかないと
足元をすくわれてしまうわけですね。

話を元に戻しますね。

CH4(メタン)を完全燃焼させると二酸化炭素CO2ができます。
もし不完全燃焼だと一酸化炭素COができます。

なので、今回の問題ではCO2ができますね。
このように燃焼熱=完全燃焼を知っておくことと
CH4(メタン)のC(炭素)を完全燃焼させるとCO2で、不完全燃焼だとCO
ということをセットで覚えておくと燃焼熱問題が得意になっていくと思います。

ではCH4(メタン)の水素Hを燃やしたらどうなるでしょう?
これも覚えておいて欲しいのですが、H2Oができますよ。

計算もミスって欲しくないですが、CH4のHは4つあって
できるH2OのHは2つですから、
できあがるH2Oは2つですね(2H2Oということ)。
でないと水素Hの数が合いませんから。

ここまでの情報を盛り込むと

CH4CO22H2O

となります。

あと最後に完全燃焼させるには酸素が必須なので
酸素O2の数を左辺に書きましょう。
帳尻を合わせるようにO2の数を決めましょう。

右辺の酸素数はCO2が2個で2H2Oは2個なので
合計4つですね。

ということは2O2ですね。

それから今回の問題は燃焼熱を求めるわけですから、
求める燃焼熱をQKJとしましょう。

ということで

CH42O2CO22H2O+QKJ

という式が完成しました。

こんな感じで日本語で問題文が書かれていても
しっかりと式を作ることから始めましょう。

もう1回問題文を書きますよ。

問題

次のものは生成熱(KJ/mol)とします。
二酸化炭素(CO2)が394
水(H2O)が286
メタン(CH4)が75

以上を前提に
メタン(CH4)が75の燃焼熱を求めてみましょう。

でしたね。

生成熱を作りましょうか。
二酸化炭素(CO2)がの生成熱が394KJ/molですから、

C(黒鉛)+O2CO2+394KJ

ですね。

生成熱は『単体』からですからね。

ちなみに生成熱が394KJ/molと/molがついてるのに
熱化学方程式は394KJとなっていて/molがついていませんね。

これは熱化学方程式は1molでできているからです。
もし熱化学方程式が2molだったら394×2=788KJとなります。

よく間違えるところなので注意してくださいね。

同様に問題文から『水(H2O)の生成熱が286KJ/mol』なので
単体から作っていきましょう。

H212O2H2O+286KJ

H212O2の単体から作っていますから
生成熱の定義に当てはまってますね。

それからさっきもいいましたが
H2O1molあたり286KJですからね。
もし2H2Oなら2molなので286×2=572KJ
となりますからね。
ご注意ください。

最後にメタン(CH4)も作っていきましょう。
CH4の生成熱を式で表してみると、、、

C(黒鉛)+2H2CH4+75KJ

これも単体からできていますから生成熱ですね。

ここまで作った式を足したり引いたりして
組み合わせていきます。

C(黒鉛)+O2CO2+394KJ
H212O2H2O+286KJ
C(黒鉛)+2H2CH4+75KJ

上記3つの式から
CH42O2CO22H2O+QKJ
のQKJを求めていきます。

詳しい解き方はこちらで解説しています。
熱化学方程式を加減法で解く方法(解き方)

Q=394+286×2ー75=891
となります。

求めるCH4の係数は1なので、891KJとなります。

以上で燃焼熱の求め方についての解説を終わります。

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