今回の記事では水に溶けやすい気体一覧で示します。
そして水に溶けやすい気体の特徴についても解説していきます。
高校受験の理科受験者であったり、
大学受験で化学を選択する方に必須の知識になりますので
ぜひ最後までご覧ください。
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水に溶けやすい気体一覧
水に溶けやすい気体は7個ある

前回の記事で空気より軽い気体をご紹介しました。
⇒化学的に空気より軽い気体の具体例
今回は水に溶けやすいか溶けにくいのか?
という話です。
化学受験で覚えておくべき水に溶けやすい気体は7つあります。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
です。
私が獣医大学受験にときにこういった一覧形式の知識を覚えるときに
焦った時がありました。
⇒プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ
覚えきれないときはまずは何個あるか?数をきちんとおさえましょう。
今回の水に溶けやすい気体は7個ありますね。
「水に溶けやすい気体は7個ある」っておさえておかないと
全部出てこないと思います。
水に溶けやすい気体7個全部覚えましたか?
覚えた前提で各気体の性質を見ていきましょう。
水に溶けやすい気体の性質(特徴)(1)刺激臭

(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
でしたが、水に溶けやすいということは
当然、刺激臭があります。
そりゃそうですよね。
鼻の粘膜は水に濡れています。
常に濡れているところ=粘膜は、表皮によるバリアがなく、付着したものを取り込んでしまう。目、鼻、口などをウイルスから守ることが大事。指先は、いろんなところを触るので人体の中で最も汚れている箇所のひとつ。目鼻口を手で触る時は、必ず石鹸で洗って清潔にしてからにする。
— Mayu
(@KagaMayu) November 25, 2020
その水に濡れている鼻の粘膜に
水に溶けやすい気体がやってきたら・・・
その気体は溶けますよね。
そしたら鼻は刺激を感じるのは当然のことですよね。
化学物質が鼻の粘膜に溶けるわけです。
鼻は何らかの刺激を感じるはずですからね。
なので水に溶けやすい気体はみんな刺激臭があるのが原則です。
原則には必ず例外があります。
例外は2つあります。
例外
例外の1つ目は
それから例外の2つ目は温泉地に行くと、臭ってくる
残りの5つはみんな刺激臭があります。
なので
(2)
(3)
(4)
(5)
(7)
の5つということです。
言われてみればそうですよね。
水にたくさん溶けたら当然鼻の粘膜に大量に溶けます。
だから鼻を刺激します。
水に溶けやすい気体の性質(特徴)(2)酸性
それから水に大量に溶ければ、
当然、水分子と反応して酸性とかアルカリ性を示すわけです。
ところが、水に溶けやすい気体の場合はみんな酸性です。
ただ1つだけ例外があります。
例外
アンモニアは弱塩基っていろんな記事で解説しているので
知っていただけていると思います。
アンモニアだけアルカリ性ですが
他はみんな酸性です。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
ということです。
例外はアンモニアでアルカリ性です。
これで水に溶けやすい気体が一覧形式で理解でき
さらに性質についても頭に入ったと思います。
以上で解説を終わります。